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通勤災害について③

おはようございます、五郎丸です。

先日のプレミア12の結果は残念でしたね。
帰宅してTVを付けてみると9回裏2アウトで中村選手の打席でした。
打ち取られゲームセットでしたが、解説を聴いていると9回に逆転されたんだとか…。

それまで観ていたらめちゃくちゃ悔しいでしょうね。(私は9回裏からだったので残念、で終わりました)

さて本日の労災のテーマは

「通勤途中で夕食をとった後、事故にあった場合労災と認められるか」

先日も書きましたが

通勤とは
労働者が、就業に関し「①住居と就業場所との間の往復」、「②厚生労働省令で定める就業の場所から他の就業の場所への移動」、「③前記①に掲げる往復に先行し、又は後続する住居間の移動(厚生労働省令で定める要件に該当するものに限る)」を、合理的な経路及び方法により行うことをいい、業務の性質を有するものを除くもの
とされています。
(労災保険法第7条第2項より要約)

また
労働者が、前項に掲げる移動の経路を逸脱し、又は同項に掲げる移動を中断した場合においては、当該逸脱又は中断の間およびその後の同項に掲げる移動は通勤としない。
とされています。
(労災保険法第7条第3項より要約)

ということは
夕食をとった後は通勤に該当しないので、夕食後に事故にあっても労災(通勤災害)として認められないということになります。

しかし
通勤実態を考慮し、その逸脱又は中断が日常生活上必要な行為であって必要最小限度のものである場合には、その逸脱又は中断のあと経路に戻ったのちの移動に関しては通勤とみなすとされています。

ではどのような行為が「日常生活上必要な行為」とされるかというと

・帰途で惣菜などを購入する場合
・独身労働者が食事をとる為に食堂に立ちよる場合
・クリーニング店に立ち寄る場合
・病院診療所に立ち寄る場合

などが挙げられています。

ただし「日常生活上必要な行為」は労働者個々人により事情が判断されますので、労働基準監督署に確認が必要となります。

また「必要最小限度」についても満たしておかなければなりません。
食事に寄ったとしても2時間ファミレスに居たとなれば必要最小限度とは言えなくなってしまうので注意が必要です。

通勤災害に関しては前回の通勤災害②と併せて読んでいただければ幸いです。

ただし前回の「ささいな行為」の場合はその間に事故にあっても労災(通勤災害)として認められますが、今回の「日常生活上必要な行為」の場合は、その間に事故にあっても認められません。
「日常生活上必要な行為」の間は「通勤」とみなされないからです。ご注意くださいませ。

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福岡県久留米の社会保険労務士 五郎丸経営労務事務所

このブログは以下の書籍を参考に書いています。
(労働災害・通勤災害のことならこの1冊 自由国民社 河野順一著)
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