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無期雇用への転換について~こんな場合はどうなるの?~

こんにちは、五郎丸です。

本日2015年12月4日のテーマは

「無期雇用への転換について~こんな場合はどうなるの?~」

先日も「無期雇用への転換」に関して書きましたので、ご興味がございましたらこちらまでどうぞ~。

さて有期労働契約を反復更新して5年を超えた場合に労働者に付与されるようになる「無期転換権」ですが、

例えば
半年ごとに他社へ転籍させて派遣契約を結び、有期労働契約と交互に労働契約を結ぶことで無期転換権が発生しないようにすることは可能か?
なんてことが考えられると思いますが、これはおそらく難しいと思います。

マツダ防府工場の判例(出展:労働判例1070号6頁)にもみられるように、転籍のみを行い、実態は有期労働契約をしているのと変わらないのであれば、転籍期間も有期労働契約期間として通算される可能性が出てきます。(もちろんこの判例だけで判断できるものではありませんが)

まず企業側が知っておくこととして、
無期転換権が発生しうる労働者の無期転換権の発生を回避した場合のメリットはあるか、ということですが
そもそも無期転換権が発生しうる労働者に対する雇止めのハードルは、すでに相当高くなっていると考えられます。(労働契約法19条2号により、雇止めには客観的に合理的な理由と、社会通念上の相当性が必要となる可能性が高い)

つまり無期転換権を行使できる従業員に対し雇止めをすることは、期間の定めのない労働契約となった従業員を解雇する場合と、同じ程度困難であるから、無期転換権発生を防ぐことを理由に企業が動くことはそれほどメリットがないと考えられます。

企業として気を付けておきたいことは

①まず採用段階でしっかり確認する(基準を設けて妥協しない)
②試用期間を設ける
③契約更新の際に面談・指導をする
④従業員の態度改善しない場合は都度指導とその記録をとる


といったところでしょうか。

ご不明な点がございましたら↓までどうぞ~。

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この記事は以下の書籍を参考にして書いております。
(改訂版 企業のための労働契約の法律相談 青林書院)




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無期雇用への転換について~こんな場合はどうなるの?~(http://ameblo.jp/goropon081/entry-12102667937.html
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